日本の伝統的な工法である柱の組み合わせによる構造に、北米大陸で生まれた合板を箱型に組み合わせる工法を取り入れた、耐震性能に優れた建て方です。
建築基準法施工令の第3章 第3節 第46条によると、軸組みの長さは在来工法の1.8倍〜2.25倍、2×4工法の1.8倍となり、この新耐震在来工法の強度は約2倍といえます。
瓦はカラーベストや金属製屋根に比べると重量は重くなりますが、大きなメリットがあります。
それは耐久性です。カラーベストが寿命約20年、金属製屋根で約10年に対して、瓦の耐久性は半永久になります。
メンテナンスに関してもカラーベスト、金属製屋根が5〜7年で塗装直しが必要なのに対して瓦は30年〜50年ごとに葺き直しするだけなのです。
また、耐風の面では、カラーベストや金属製屋根の軽さがかえって弱さとなる場合もあります。
その点をふまえ(株)ヤマモト工務店では瓦葺きの際に「葺き土」を載せない【引掛桟葺き工法】を採用しています。旧来の工法(土葺き工法)の屋根重量が85〜110kg/㎡に対し【引掛桟葺き工法】では45〜47kg/㎡と約1/3〜1/2と軽量化されています。
また、瓦をステンレスビスで止めるため、地震によるズレ、落下も防ぐことが可能です。
弊社は【引掛け桟葺き工法】による瓦屋根の葺き替えも、葺き土を降ろし軽量化すると言う事からみれば、
立派な耐震工事と考えています。
木造住宅倒壊の決定的な原因には地震の縦揺れ・横揺れによるほぞ抜け(構造材の要である柱の端部が抜けてしまうこと)があげられます。
ARS工法(アルス工法)はほぞ抜けを防止し、耐力壁の潜在能力を最大限に引き出すことが可能です。
また施工に関しては簡便な後付け施工になりますので、外壁の一部分を取り除くだけなので建物外観の美しさを損なうこともなく、施工期間も通常どおりの生活ができます。
しかも、工期が短くローコストであり「建設技術審査証明」「告示1460号同等認定」を取得したという画期的な新工法です。
(株)ヤマモト工務店は奈良県で最初のこの工法の施工資格を取得した工務店であり、耐震技術は全国でもトップクラスの工務店になります。
弊社は、地震から大切な財産と命を守る耐震補強のプロフェッショナルとしてご自宅の耐震診断を承っております。一般の方々にはわかりにくい耐震補強の重要さも合わせてご説明させていただきます。
現在のお住まいに少しでも不安を感じられた方は、まずは無償の耐震診断をお申し込みください。